専門職への相談は、
準備ができていないまま行うと、
「何を聞けばよいか分からなかった」
「話したかったことが伝わらなかった」
という結果になりがちです。
当法人では、専門職につなぐ前に、次のような準備を行います。
・これまでの経過を、時間の流れに沿って確認する
・困っている点と、希望している点を分けて整理する
・専門職に確認したい内容を明確にする
そのうえで、内容に応じて、
弁護士、司法書士、行政書士などの専門職へつなぎます。
当法人が担うのは、あくまで相談前の準備と、専門職への接続までです。
判断や結論は、専門職と利用者ご本人が行います。
終活支援を進める中で、相続、契約、制度利用など、
専門的な判断が必要になる場面があります。
当法人の終活支援では、こうした場面で、いきなり結論を出したり、
専門職の役割を肩代わりすることはしません。
まず行うのは、これまでの経過や現在の状況を確認し、
何を専門職に相談すべきかをはっきりさせることです。
そのうえで、弁護士・司法書士などの、適切な専門職へつなぎます。
判断能力が低下し、本人だけで契約や法律行為を行うことが難しくなった場合、成年後見制度という仕組みがあります。
成年後見制度では、家庭裁判所の関与のもと、後見人が本人の法律行為や財産管理を担います。
この制度が開始されると、判断や契約に関する主体は、後見人になります。
そのため当法人では、成年後見が開始した時点で、
終活支援サービスは終了します。
これは、「支援をやめる」という意味ではありません。
役割が重なり、判断主体が曖昧になることを避けるための
制度上・実務上の区切りです。
当法人の終活支援は、長く利用し続けてもらうことを目的としたサービスではありません。
・必要なときに利用する
・別の制度や支援が適切になれば移行する
・状況が変われば、役割を終える
そうした出入りのある支援として設計されています。
成年後見制度への移行だけでなく、
・家族や親族の支援体制が整った
・施設入所により支援の形が変わった
・専門職が継続的に関与することになった
といった場合にも、終活支援の役割は自然に終わります。
契約は、利用者の意思でいつでも解約することができます。
これは形式的な条文ではなく、
「利用者を離さない設計にしない」という
事業方針そのものです。
終活支援は、
続けること自体が安心につながるものではありません。
その時々の状況に合った支援に、自由に移っていけることこそが、
利用者を守ると考えています。
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