終活支援の内容や流れについて、
誤解が生じやすい点を整理しながら、全体像が分かるようにまとめています。
終活支援と聞くと、「身の回りのことを、まとめて任せられる支援」という印象を持たれることがあります。
しかし当法人の終活支援は、何でも引き受ける支援ではありません。
できることと、できないことを、あらかじめ明確に分けて設計しています。
当法人が行うのは、状況の確認、連絡の調整、事務的な対応、
必要な場面での立会いや同行といった支援です。
一方で、
・本人に代わって判断を下すこと、
・契約や同意を代行すること、
・財産を管理することや保証を行うことはありません。
この線引きは、支援を限定するためのものではなく、
利用者の判断と権利を守るためのものです。
「どこまで任せてよいのか」が分からない状態が、
かえって不安を大きくすることもあります。
そのため、できること・できないことを最初に共有し、
納得したうえで支援を進めます。
当法人の終活支援では、職員が利用者に代わって判断を行うことはありません。
これは、支援を消極的にしているわけではありません。
人生の最終段階に関わる判断は、一度決めてしまうと、後から取り消すことが難しい場合が多くあります。
誰かが代わりに決めることで、その時は楽になっても、後になって「本当にこれでよかったのか」と後悔が残ることもあります。
当法人が行うのは、判断を避けることではなく、判断できる状態を整えることです。
情報を確認し、選択肢を明確にし、考える時間と材料をそろえる。
そのうえで、決めるのは利用者本人です。
この姿勢は、放置でも、突き放しでもありません。
判断を尊重するための、一つの支援のかたちです。
終活支援は、「家族がいない人のための支援」と思われることがあります。
しかし実際には、家族や親族がいても、支援が必要になる場面は少なくありません。
たとえば、
・家族が遠方に住んでいる
・家族に負担をかけたくない
・連絡や調整を誰かに任せたい
・家族関係が複雑で、直接話しにくい
こうした場合には、職員が間に入り、連絡を受け止め、内容を確認し、
必要に応じて伝え直す役割を担います。
家族に代わる存在になるのではなく、
家族と利用者の関係が過度な負担にならないよう、役割を分けて考えます。
家族がいるか、いないかで支援の価値が決まるわけではありません。
その人の状況に応じて、必要な支え方を選ぶことを大切にしています。
終活は、最初に立てた計画どおりに進むとは限りません。
体調の変化、住まいの変更、家族関係の変化、制度や支援体制の変化。
状況が変われば、必要な支援の内容も変わります。
当法人の終活支援は、一度決めた内容を、
そのまま続けることを前提としていません。
途中で立ち止まり、支援の内容を見直すこともできます。
また、別の制度や支援が適切になれば、終活支援の役割は終わります。
変化を前提にしているからこそ、無理に続ける必要はありません。
当法人は、社会福祉法人として、終活支援事業を行っています。社会福祉法人は、利益の追求を目的とする組織ではありません。事業を通じて得た収入は、法人の目的に沿って、地域や利用者のために使われます。
終活支援においても、「サービスを拡大すること」より、「役割を守ること」を重視しています。
できることを増やしすぎず、
制度や専門職の役割と重ならないようにする。
その立ち位置を保つことが、利用者を守ることにつながると考えています。
終活支援については、いくつかの誤解を持たれることがあります。
「一度頼んだら、やめられないのではないか」
「全部任せなければならないのではないか」
「お金の扱いが不安」
当法人の終活支援は、そのいずれも前提としていません。
・利用は、必要なときに、必要な分だけ。
・状況が変われば、解約や見直しもできます。
お金についても、目的・使途・管理方法を明確にし、
説明と確認を重ねたうえで扱います。
不安を感じたまま支援を続けることがないよう、
分からない点は、いつでも確認できます。
終活支援は、安心を押しつけるものではなく、
納得して選び続けられるものであるべきだと考えています。
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