三重県尾鷲市（紀北町・尾鷲市を中心に南三重地域）

社会福祉法人長茂会が半世紀にわたって社会福祉活動を行った三重県尾鷲市は、少子高齢化では先進地域であり、人口減少の甚だしい過疎地帯です。また、東紀州地方ともいわれる三重県南部は、消滅可能性自治体が並んでいます。このような地域は、全国的に展開する総合型の終活支援サービス事業者の営業対象にはなりませんでした。しかし、終活支援は、田舎であっても、今後ますます増大していくニーズです。

そのニーズは、所得階層の高低を問いません。ところが、これまでの総合型終活支援サービス事業者の用意するパッケージプランは、入会時に高額になるものが多く、なかなか加入しにくい状況でした。

長茂会では、加入にあたっての費用が多額にならないように考えます。先になって必要になる費用については、預託金（お預かりする金額）を、きめ細かく設定します。「身元保証」では、支払われれば戻ってこない保証権利金のようなものを採用しません。「死後事務委任」では、項目を細かく設定し、御家族・御親族等と当法人が役割分担をできるように工夫いたしました。